1−1「なぜ書くのか?:思いをカタチにするため」

「ねえ何故人はエターナルしちゃうの?」
「それはのう。何をやっているのか自分でも分かってないからじゃよ」

――そう、心の老師が諭した気がします。

 Cランク|治療薬《ポーション》です。ツイッターの字数の関係でポーションとするところを治療薬となりました。究極的蛇足。
 第一話って難しいですね。エッセイであってもその方向性を決める気がします。そのままの気分で、ありのまま、思いつくまま、風の吹くまま書くという方法もありましたが、ブログだなと思い。下書きに戻しました。

 このエッセイで最重要なワードをあげるとすれば「メタ認知」となります。メタ認知とは認知している自分を客観的に認知していることです。メタというのは身近なとこで言えば……身近かな? ゲームやカードゲームである環境を俯瞰して対策することをメタと言ったりしますね。まあ今はまだ難しく考えなくても客観視ぐらいでもいいと思います。

 ですので、エッセイを書く上で最初の1話はこのエッセイをメタしたものを書くべきだと思っていました。そしてその恐るべきテーマはカクヨムで投稿している人なら誰もが自問したことであろうテーマ「なぜ書くのか?」です。

 私自身しばらくエターナルしてました。エターナルというのは永遠という英語から書かなくなる状態。永遠に未完ということを指します。
 私の場合はストレスで躁転……簡単に言うとハイになって、長編小説を15万字程度と短編をいくつか書いていました。躁になると書かずにいられなくなるみたいです。結構平和な病状だと思います。ハイ。それで、うつになって書けなくなっていってエターナルかなと思ってましたが、平時の状態。いわゆるフラットになってカクヨムに戻ってまいりました。

 それでなぜ書くのか? を自問するとエターナルになるのは何故? という疑問にぶち当たります。エターナルになるのはモチベーションの枯渇がよく言われます。 私には、書く理由のモチベーションとして思い当たることが3つありました。

1つ目。
自己実現。幸せの体現の為ですね。
ちやほやされたいなんかもこれにあたると思います。あんまり好きな言葉ではないですが、承認欲求ですかね。

2つ目。
金のため。省略。

3つ目。
夢のため。

では早速それぞれ否定してみましょう!!(わくわく)

1つ目。
アクセス解析をみればばっちりです。伸びぬPV。増えないフォロー。壁当てをしている虚無がしっかりあなたをエターナルに誘います。

2つ目。
成功して手に入れるお金。書籍化で金を得ることはその他の手段でまかなえます。働いたり、出世目指したり、株を頑張ったりですね。書かなくてもえーやんという気にさせます。

3つ目。
夢のため。しーーっ。ちょっと人には言うのを憚れるような尊大な夢を抱えているひとはその夢への遠さがあなたの心を折る凶器となります。例えその道が第一歩であっても。……戻って来やすくもなりますがねっ。

 書くのに理由を求めて、《《外に求めるとエターナルになる》》と思います。書く理由は内にあるものですから。なんか自分探しの旅みたいですね。思いは伝えたい気持ちになります。楽しませたい。こんな楽しいものがあるのにな。こういう考えを伝えたい。そんな自分の内なる衝動がカタチとなりたがる時、書くという行動となります。……人によっては歌ったりするのかもしれませんが。私たち、カクヨムに居る人は書くという手段をもって思いをカタチにする為に書いていると思います。

 なら、このエッセイは??

 そうです、伝えたいことがあるからエッセイを書いています。

 私は双極性障害です。でも、なんだかんだ人生楽しんでいます。ツイッターで同じ病気の人をフォローすると怨嗟の声や悲鳴なんかを聞きます。私は彼らとは違う……ことはないんです。同じだったんです。では何が違っているのか、巡り合わせや運と言ったものかもしれませんし、知識や考え方かもしれません。ただ、私が伝えられるものがあるなら、伝えたい。そういう気持ちでエッセイをスタートしたいと思います。ここがブレなければエターナルはしないはずだから。

 このエッセイが幸せになるヒントになって欲しい。

 双極性障害だったとしても人生を楽しんじゃいけないなんてことはない。

 幸せの定義が変わっても、幸せになれないわけではないんです。

 思いを伝えたい。それをカタチにしたい。
 その為に書きます。

 幸せになりましょう!!!

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